クッキングハウスからこんにちは No.168

目次(青字の記事を抜粋してあります)2016年6月5日発行

 【 も く じ 】

 ・巻頭言:積み重ねてきた実践が理念に
 ・総会特集
 ・30周年に向けて歌作り教室スタート
 ・スウさんのピースウォーク
 ・キミ子方式・WRAP
 ・熊本地震 私たちができることは
 ・岩手の旅スペシャル
 ・メンタルヘルス市民講座
 ・メンタルヘルス市民大学・賛助会御礼
 ・文化学習企画
 ・動くクッキングハウス・各地からありがとう



総会特集① たくさんの活動を メンバーと共に
 

 今年もたくさんの応援をありがとうございました。無事、総会を開催することができました。
長く応援してくださっている方から、
「松浦さんはじめ、皆様お元気で、気持ちの良い充実した総会になりますようにお祈りしております」という
お手紙と一緒に、ピンクのバラの素敵な花かごが届きました。
メンバーOBの方は、古今亭菊千代さんへと、百合やひまわりの立派な花を抱えて来てくれました。

 昨年度のクッキングハウス会と3か所の場の活動を振り返ってみると、
議案書には書ききれないほどたくさんの活動をメンバーとともに行ってきたことがわかりました。
 会員の皆様からは、レストランの来客数や運営状況、民間助成金等について質問をいただきました。
どの質問からも、クッキングハウスをあたたかく応援してくださっていることが伝わってきて、嬉しくなりました。

 会計監査の方からは、「NPO法人になり、また、事業所運営で会計がとても複雑になっている中、
メンバーと向き合いながらきちんとやっていますね。これからは労働法規に基づいて、
規則の整備や学習も必要になってきます」と、励ましのご意見もいただきました。
 今年度もチームワークを高め、メンバーの地域生活がより充実したものになるよう応援し、
ともに学びを深めていきたいと思っています。 (田村)


総会特集② 笑って元気パワーがあふれ

 菊千代さんの寄席を楽しみに、クッキングスターは50名のお客様やメンバーで熱気いっぱい。
ブータンの赤と金の縞模様のローシルクと座布団で高座をつくる。
 憲法9条の“9”を羽織に染め抜いて、自分の生き方をしゃきっと語る菊千代さんは、とても素敵な女性です。
 芸人9条の会でも、活躍。「私たちの主権」委員会の代表でもあります。
 『不思議なクニの憲法』(松井久子監督)の映画づくりも呼びかけ、なんとこの5月21日(土)に封切り。
 “スウさんのピースウォーク”でお馴染みの水野スウさんも、この映画に登場していて、
この日は、渋谷シネパレスでの映画の後、松井久子監督とのトークをしてから、
クッキングハウスの菊千代さんの寄席に駆けつけてくれました。

 落語の世界に登場するのは、ちょっと変わった人たち。
“与太郎”のお話しも、おもしろくて笑いっぱなし。人間は、少し抜けていた方がおもしろいよ、
と気楽な人間関係と、そこに通い合う、あたたかみのある人情を語ってくれます。
 気負っていた人も、必死に建前で生きていた人も、思わずほっとして、肩の荷を下ろしてしまうのです。

 メンバーが、楽しそうにずっと笑いながら、聴いていました。
その笑顔を見ているだけでも、幸せでした。
 最後は、南京玉すだれで、明るい手拍子。
みんなで笑っているうちに、元気パワーがいっぱい充電されました。 (松浦幸子)

総会特集③ 手作り料理のパーティー

 みんなでパーティーメニューを相談し合い、前日から準備したワンプレートに盛り合わせた料理は、
野菜いっぱいのミートローフ、スペイン風オムレツ、中村さんのおいなりさん、スパゲッティサラダ、
三陸の茎わかめの生姜煮。デザートのプチケーキは、キャロットケーキ、チーズケーキ、ジャスミンティーと牛乳の寒天。
更に、各地からのお土産が、テーブルいっぱいに並びました。

 一芸大会のはじまり、はじまり。
 トップは、江田さんが歌って、きよみさんが手ぬぐいをぶら提げて、『大きな古時計』。
微動だにしない、きよみさんの古時計が「♪おじいさんと一緒にチクタク チクタク」のところに来たときだけ、
ぶらぶらと動き出すので、笑ってしまうのです。

 続いては、「クッキングハウス音頭」。
 東京音頭の替え歌を、レストランの仲間でティータイムの度に、練り直してきました。
菊千代さんの寄席の“鼓滝”のように、たたき台の元の詩が、次々と手直しされていき、
9条の青いTシャツを着たあい子さんが歌い手に。
 工藤さんが、踊りを研究し、実に楽しそうに、大らかに踊ります。会場いっぱい、手拍子で盛り上がりました。
スウさんの“ほかの誰とも”は、菊千代さんにプレゼント。
菊千代さんも、一緒にパーティーを楽しんでくださいました。とても嬉しいことです。
そして、「また来ますよ」と言ってくださいました。(松浦幸子)




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