クッキングハウスからこんにちは No.192(記事の一部抜粋)

2020年6月1日発行

 


いのち と いのち を つなぐマスク
ピースマスク


「マスクが足りない、どうしよう」と思う間もなく、
メンバーがかわいい花模様の布マスクをつくってきてくれました。
いつもお世話になっている訪問看護ステーションでも、
「訪問先の方にマスクがないのよ」と困っておられて、
非常勤スタッフにも縫ってもらい、まとめて用立てることができました。

レストランやティールームの玄関にも「手作り布マスクあります」の小さな貼り紙を出し、
市民の皆さんが喜んで買い求めてくださっています。

「紅茶の時間」の水野スウさんから届いたマスクは、
なんと憲法フォークジャンボリーのとき、笠木透さんと一緒にデザインした
憲法9条の「9」とpeaceの「p」が抱き合わせになったバンダナでつくったものでした。
私たちは、「ピースバンダナ」と名付けて、コンサートやレストラン、ティールームの作業で、
首に巻いたり、頭につけたりしていました。
そんな懐かしいバンダナでマスクをつくってくれたのです。
「おお、これはピースマスクよ!」と私は喜びのあまり、叫んでしまいました。
それぞれの命を安全に守ってくれるマスク。
手作りで心をこめて作ってくださったマスクで、
いのちといのちがつながっていることを感じながら、今日も「ピースマスク」で元気に活動しています。
(松浦幸子)


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