ホーム > 心の居場所(2005年12月号)

精神障害者自立支援活動賞(リリー賞)受賞決定 
12月9日 授賞式

 
 皆様、お元気でいらっしゃいますか。2005年も、もうすぐ終わろうとしています。戦争や災害や、悲しいつらい出来事の多かった年でしたが、今年のしめくくりに嬉しいホットニュースをお知らせします。 

 第2回精神障害者自立支援活動賞(リリー賞)の福祉活動部門の受賞決定の知らせを精神障害へのアンチスティグマ研究会からいただいたのです。なんと賞金は100万円。12月9日(金)障害者の日に、丸の内の東商スカイルームで授賞式でした。「全部門合計で132件の応募となりました。いずれの応募内容も高い水準のものばかりで、これまでのご苦労や懸命な取り組み、当事者の自立支援や社会環境の整備に向けた活動意欲が伝わり、選考委員一同に深い感動を与えました。その中から厳正かつ慎重に選考を進め、このたびの受賞者の決定となりました。」(アンチスティグマ研究会)

 応募するようにすすめて下さったのは江畑クリニックの江畑敬介先生(精神科医)です。クッキングハウスのSSTやキミ子方式の絵など一日見学して下さり、ネギの絵を完成されオープンな活動と優しい文化の発信をしていることに感動され、クッキングハウスの活動は十分に応募資格があると言って下さいました。

 そして、18年間の活動の膨大な資料を整理し、応募書類を書いてくれたのは片桐知己さんと息子さんの公平さんです。メンタルヘルス市民講座に5回参加されてから、クッキングハウスの活動に共感し、メンバーの新しい仕事を紹介してくれたり、フォークジャンボリーの大きなイベントを手伝ってくれたり、居酒屋ディで一緒に遊んでくれたり、心強い協力者になって下さっています。

 応募書類を作成することは、忙しい今の私にはとてもできない細かな心配りのいる仕事でした。お陰で18年間の取材記事や出版物、略史や節目ごとの活動の重点を整理することもできました。

 この知らせをいち早く喜び、今まで撮り続けて下さった私達の活動写真を送ってくれたのは写真家の田邊順一さんです。授賞式の日は田邊さんの写真をスライドに放映して活動報告ができました。早速お祝いのメッセージが届きました。「リリー賞、我がことのように嬉しいです。いや、それ以上かな…。こうした活動が更に全国に拡がっていくそのエンジン役になればいいですね。」(田邊順一さん)

 「リリー賞おめでとうございます。正当に評価した結果…などという理由はいりません。あまりにも当たり前すぎて、嬉しさ通りすぎておかしいです。小さな場を開きたった一人でもと心の障害を抱えた人と向き合っていると、松浦さんのレベルの高さが本当に感じられます。」(新潟県関川村「ままや」平田ゆかりさん)これからも私達は小さな居場所だからこそ自信をもって胸を張って、前向きに生きる希望と勇気を届けていきましょう。支えて下さったたくさんの皆さまに感謝します。(松浦幸子)


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