ホーム > 心の居場所(2007年12月号)


20周年を祝う会にあたたかな応援をありがとうございます
〜私たちも元気をいただきました〜

秋も深まってまいりました。お元気でご活躍のことと思います。
 11月10日(土)のクッキングハウスの20周年を祝う会には、温かいご協力をいただきまして厚く御礼申し上げます。全国各地から皆さんの参加をいただき、心からの応援を嬉しく胸に抱きながら、私達も元気いっぱい舞台で歌うことができました。ありがとうございます。お陰さまで、当日券も完売になり、800部用意したプログラムが足りなくなり、後日送らせていただいた程の満員御礼となりました。

 たくさんの方がボランティアを申し出てくださり、60名を超える方々が会場準備、舞台係、運搬の裏方、受付け、接待、チケットもぎり、会場案内、本やグッズ販売で活躍して下さいました。みなさんが心ひとつになって働いて下さったお陰で、生き生きとした明るい会になりました。

 舞台でのSST講座も、心の病気が回復していくための大切な学びとして、大きな関心をもって見ていただけました。誰にでも役立つコミュニケーションの学びとして、普及していくものと思います。SSTガイドブック『元気になれるSST』も手作り制作しましたが、これもすぐに役立つことでしょう。

 自分たちの思いや生きていく希望を表現しようと、一年かけてみんなで作った“うた物語”も、みなさんの応援の拍手が舞台の私達に響いてきました。
 心の病気をした当事者が、大変な状況を生き抜いてきた自分に誇りを持ち、夢と希望に向かって地域で元気に暮らしていることを届けたい、と出版した『生きてみようよ』も当日だけで300冊も買っていただきました。障害をもった人も、もたない人も共に生きるとは、一緒に生きていくための気持ちのいい心やさしい文化をつくっていくことなのだとあらためて思いました。

 20周年を祝う会での大きな熱い応援を何よりの心の糧にして、これからの困難な道を前向きに切り拓いていきたいと思います。

 どうぞこれからもお付き合いをよろしくお願い申し上げます。
 寒い季節になります。どうぞお体ご自愛下さいますように。心からの御礼の気持ちをこめて。

                      クッキングハウス 代表 松浦幸子

↑このページトップへ