ホーム > 心の居場所(2019年2月号)

嬉しいニュースがいっぱい


 2019年がスタートしました。寒さの冬です。
災害でまだ避難生活を余儀なくされておられる方々に、
一日も早く穏やかないつもの生活が戻ってくるようにと
祈っております。

 クッキングハウスは、
2018年12月17日のパパラギソングコンサートで、
元気いっぱい“クッキングハウスのかぞえ唄”を歌って踊って、
満席の会場の皆さんと、明日への希望を分かち合うことが
できました。
遠くからご参加いただいた皆様、
応援してくださった方々に感謝申し上げます。

 クッキングハウスをいつもご支援してくださっている方々に
嬉しいニュースを4つ、お届けします。

一つ目は、「スウさんのピースウォーク」として、
毎年4月に石川県から来てくださっている
「紅茶の時間」の水野スウさんが、
『わたしとあなたの・けんぽうBOOK』、
『たいわけんぽうBOOK+』が認められ、
第24回平和・協同ジャーナリスト基金賞の
“荒井なみ子賞”を市民の推薦により、受賞しました。

『たいわけんぽうBOOK+』には、
ピースウォークでの交流と学びがいっぱいの愛で
書かれているのです。

二つ目は、劇団文化座が第53回紀伊国屋演劇賞の
“団体賞”を受賞したことです。

2018年東京公演の「夢たち」、「反応工程」、
「太陽の棘」の3つの優れた舞台成果を評価されたのです。

どの作品もクッキングハウスのメンバーたちと観劇し、
感動をシェアし合いました。
“団体賞”は、劇団員の皆さんのチームワークの中に
私たちも一緒にいた喜びなのです。

三つ目は、川崎で1991年から
「フリースペースたまりば」を開設し、
不登校の子どもたち、若者たち、
障がいのある人たちと共に学び合い、
育ち合う活動をしてきた西野博之さんが
第23回神奈川県弁護士会“人権賞”に選ばれたことです。

四つ目は、調布市立図書館の地域資料担当の方から、
思いがけない嬉しい電話をいただきました。

「“クッキングハウスからこんにちは”通信の
バックナンバーを、地域の資料として保存し、
かつ市民に閲覧できるようにしたいので、送ってほしい。
また、出版物も寄贈いただけたらありがたい」とのこと。

おかげで、1987年10月開設以来の手書きの通信から
始まるバックナンバーを揃える作業ができるチャンスとも
なりました。

2018年12月25日、ずっしりと重たいNo.183までの
通信バックナンバーと、「いのちの輝き 希望のあかり」までの本を届けることができました。

どんなふうに公開されていくのか、
調布市図書館に行くのが楽しみです。
31年経って、ようやく地域の社会資源として
認めてもらえたのです。

クッキングハウスは、
心ある素晴らしい方々に見守っていただきながら、
居場所の活動を続けているのだなと、
じわっと嬉しさが込み上げてきます。

この喜びを希望にして、
今年も安心感をいっぱいプレゼントできる
心の居場所をやっていきます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2019年2月4日 松浦幸子