ホーム > 心の居場所(2024年2月号)
命こそ宝 助け合って生きていこう

2024年は地震災害・航空機事故・停戦の兆しが見えない世界中の戦争で始まりました。
元日から能登半島の大地震に驚き心を痛めています。亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
被災されて寒さの中で不自由な生活をされている方々が、一日でも早く安全な暮らしに戻れるように祈る思いでいます。
能登・石川県にはクッキングハウスの賛助会員として応援して下さっている方々もたくさんおられます。
すぐに連絡を取り、無事を確認できホッとしたり、
水も電気も断たれ、なかなか連絡が取れない輪島や珠洲市に住んでおられる方々の安全を心配したりの日々。
1月5日、新年会で始まったクッキングハウスの仲間達や市民の皆様に、私達の気持ちを伝えようと募金を呼びかけました。
とにかくお見舞いの気持ちが直接届くところにと、クッキーや集まった募金を送ることができました。
「まだ水が出ないのです。とても落ちこんでいたけど元気が出ましたよ」と輪島市の半田さん。
「すぐに子ども食堂の活動資金にします」と野々市市の馬渡さん。
水も電気もなく、傾いた家で懐中電灯やランタンで灯りをともしサバイバル生活の珠洲の菊谷さんは、
まだ宅急便も郵便もムリなので仲間が届けてくれました。
「声を聞いて話せただけでもうれしい」と。
何よりも命を大切にして助け合って生きていきましょう。
困った時はすぐに力を寄せ合える拠点としての心の居場所の大切さを改めて痛感しました。
この居場所から今年も、生きることの希望を発信していきます。
(松浦幸子)